2024年12月21日

前回の留学記では、留学へ行くと決めてからおこなうべき準備や手続きについてご紹介しました。

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今回の記事では、留学先へ持っていくべきものについてご紹介していきます。

初めての海外渡航だと「留学へ持って行くべきものは何だろう?」悩んでしまうと思います。

留学には、パスポートやクレジットカード、持参薬、衣服などの通常の旅行に持って行くようなものだけでなく、海外用SIMや海外のコンセントに電化製品を適合させるための変換プラグ、ロストバゲージ対策の忘れ物防止タグなども必要です。

これらをしっかりと準備しておけば、留学中に不測の事態に慌てることもありません。

さらに、持参するかどうか迷った際の私の実体験もまとめています。

これから留学へ行く方の参考になれば幸いです。

 

パスポート・ビザ関連

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留学準備において最も重要なのがパスポートとビザです。

以下に、それぞれの点について詳しく説明します。

パスポートの有効期限の確認

前回の記事でもご紹介しましたが、海外渡航には有効なパスポートが必須です。

パスポートの有効期限が留学期間をカバーしているかどうかを確認しましょう。

一般的には、パスポートの有効期限が入国時に数か月以上残っていることが求められる場合があります。

パスポートの更新が必要な場合は、早めに手続きを行いましょう。

パスポートの更新には一定の時間がかかることもあるため、余裕を持って手続きを進めることが重要です。

ビザの取得

ビザとは、入国許可の証明となる書類です。

日本から海外へ渡航する際には、ビザが免除されている国が多くあるため、ビザが不要のケースも多いです。

留学先の国や地域で必要なビザについても確認しましょう。

留学ビザの種類や取得条件、申請手続きなどについては、留学先の大使館や領事館のウェブサイトで確認できます。

必ずコピーを取っておこう

パスポートとビザの確認・申請は留学準備の中でも最初に行うべき重要な手続きです。

パスポートやビザを取得したら、必ずコピーを取り持って行きましょう。

万が一紛失してしまった時に、身分を証明するものとなり得ます。

早めに準備を進め、スムーズな留学生活を始められるようにしましょう。

 

留学関連書類

語学学校や大学などの学校に通う人は、入学初日から慌てることのないよう入学関係の書類を用意しておきましょう。

語学学校や大学の住所がわかるものと入学許可証

入学初日は学校の住所が分かるものと入学許可証が必要になります。

パスポートと合わせてすぐ提示できるようにあらかじめ準備しておきましょう。


財布・クレジットカード関連

留学に備える上で、財布とクレジットカードの準備は重要なポイントです。

以下に、それぞれの項目について詳しく説明します。

現金とクレジットカードは両方あったほうが良い

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クレジットカードは大きな支払いや予期せぬ出費に対応できるだけでなく、海外でのショッピングやレストランでの支払いにも利用できます。

クレジットカードで支払うほうが、日本円を外貨へ両替するよりも手数料が安く済みます。

ですが、現地での生活や支払いに現金も必要になることがあるので事前に準備しておきましょう。

現金は旅行先での急な支出や、クレジットカードが使えない場所での支払いに役立ちます。

私はイギリスへ行く前、イギリスはキャッシュレス社会だから現金はほとんどいらないと聞いたのですが、留学先でできた友達を食事に出かけた際には割り勘をしたため、現金が必要になりました。

また、観光地にあるカフェや出店では現金が使えないことがあるため、ショッピングをする際にも現金があると安心です。

現金とクレジットカードの両方を準備し、上手に活用しましょう。

 

PCやスマホなどの通信機器関連

海外への渡航経験がある方はご存知だと思いますが、日本と海外では電圧が異なります。

日本では100V、アメリカは110V、アジアやヨーロッパは220~240Vが主流です。

 

PC

私は留学へPCを持って行き、ライターのお仕事での執筆や授業で勉強したことまとめ、ブログを書くことなどに使っていました。

私はSurface Pro 7というPCを使っているのですが、Surface ProシリーズのACアダプタは240Vまで対応しており、海外でも使うことができます。

最近の通信機器は海外の電圧に対応したものが多いようです。

ご自身のPCのACアダプタに100-240Vと書かれていたら、海外でも使用できますので確認してみて下さい。

スマホ

私はiPhoneを使用していましたが、Apple純正の充電器は100-240Vに対応しているため、海外でも使うことができます。

ご自身のスマートフォンの充電器の対応している電圧を確認してみてください。

海外対応のSIMカード

海外でスマホを使用するには、その国が国際ローミングの範囲内である必要があります。

ローミングとは、海外の携帯電話会社のネットワークを利用して、自身の携帯電話会社のサービスを受けることを指します。

ただし、ローミングを利用する際には注意が必要です。

国内で契約している「パケット定額システム」は海外では適用されず、データローミングを誤ってオンにしたまま使用すると、高額な通信料金が請求される可能性があります。

私のおすすめの方法は、飛行機の中ではスマホを機内モードにしておき、現地に着いたらその国に対応したSIMを入れることです。

SIMは空港や現地で購入することもできますが、購入する手間がかかるため、日本で購入して持って行くことをおすすめします。

注意!電圧は対応していても変換プラグが必要

海外では、プラグの形状が日本と異なる国が多くあります。

そのため、手持ちの電化製品のコンセントプラグをそのまま使うことはできません。

日本から持って行く電化製品を海外で使用するためには、変換プラグが必要です。

私が行ったイギリスではBFタイプといって、プラグが3本の形状になっています。

BFタイプの変換プラグを日本で購入し、イギリスへ持って行きました。

このタイプは香港、マレーシア、シンガポールでも使用可能です。

また、以下のように200か国以上で使用可能なマルチタイプの変換プラグもあります。

海外ではモバイルバッテリーも必携

海外で行動するにはモバイルバッテリーも必携です。

通学や観光の際に地図アプリや乗換案内アプリを使用すると思いますが、スマホの充電が切れてしまい自分の居場所や帰り道が分からなくなってしまっては大変です。

私は何度もモバイルバッテリーに助けられました。

必ず持って行くことをおすすめします。

服装類

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渡航先の季節や気温、機構などをあらかじめ調べて置き、どの服を持って行くか決めておきましょう。

以下では海外生活での服選びのポイントをお伝えします。

衣服

留学先の気候や文化に合わせた服装を選びましょう。

また、日本の水道水は軟水ですが私が行ったイギリスでは硬水でした。

海外の多くの国の水道水は硬水ですが、硬水には石灰が含まれており、硬水にさらし続けると服やタオルが黒ずんでいくのです。

そのため、お気に入りの服やおしゃれ着などは持って行かず、汚れてもいいような服や暗色の服を持って行くとよいでしょう。


傘や日焼け止めなどの紫外線対策グッズも忘れずに

日傘や日焼け止めなども、留学生活で大活躍しました。

私がイギリスへ渡航したのはちょうど夏だったのですが、記録的な猛暑で、日差しが厳しい日が続きました。

そのため、UVカットパーカーや日傘、日焼け止めなどの紫外線対策グッズが大いに役立ちました。

渡航先の季節や気温、聞こうをあらかじめ調べて渡航することを強くおすすめします。

留学前にしっかりと準備を整えて、充実した留学生活を送りましょう。

常備薬や健康保険の確認

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留学先では、日本で使っている常備薬が手に入りにくいです。

必要な薬は事前に十分な量を用意して持って行きましょう。

私は日本からムヒを持って行ったのですが、大正解でした。

イギリスでは蚊やベッドにいるベッドバグというダニのような虫に刺されてしまい、とても痒く、かゆみ止めなしでは過ごせなかったでしょう。


海外旅行保険についても、留学先の健康保険制度や自身の保険の適用範囲を確認しましょう。

海外での医療費は高額になることがあるので、万が一の場合に備えて保険の内容を把握しておくことが大切です。

 

海外対応ドライヤーとヘアアイロン

先ほども書きましたが、日本の家電製品の中には海外での使用に対応していないものもあります。

ドライヤーやヘアアイロンは電圧が海外に対応していないものも多いので、留学先で使用する場合は新しく購入することをおすすめします。

変圧器を使って必要に応じて電圧を変換して使用する方法もあるのですが、変圧器には、定格容量が定められています。

これは、電化製品を安全に使用するために変圧器が対応できる電圧の範囲を示しています。

一方、電化製品は使用時に消費する電力があり、その消費電力によって適切な変圧器が異なります。

変圧器の選び方が難しかったこと、日本から持ってきたドライヤーとヘアアイロンが海外で使えず不具合を起こしてしまったら困ることから、せっかくなら海外対応のものを持って行こうと考え、購入して行きました。

ロストバゲージのリスクを抑えるために!

ロストバゲージは、空港で預けた荷物が行方不明になることを指します。

ロストバゲージは貴重な荷物を失うだけでなく、手荷物紛失証明書の手続きを行わなければならず、旅程を大幅に変更しなければならないこともあります。

ロストバゲージの発生は運の要素もあると言われますが、私がヒースロー空港へ到着したのははちょうどハイシーズンに差し掛かる時期で、ロストバゲージが多発していました。

そのリスクを最小限に抑えるためには予防策を講じることが重要です。

そこで、私は貴重品とスーツケースに忘れ物タグをつけていくことにしました。

忘れ物防止タグ 

世界的に人気な忘れ物防止タグ、AirTagTileは、スマートフォンなどのアプリと連携しており、失くした物を音で通知したり、遠く離れた場所から位置情報で物の位置を把握したりする便利なアイテムです。

私は結果的にロストバゲージはしなかったものの、ヒースロー空港についた際手荷物受取所で自分のスーツケースがなかなか見つからなかったため、スーツケースに付けておいたTileとアプリの位置情報を頼りに探して無事見つけることができました。
AirTagTileも様々な形状のものが販売されているので、手荷物の種類に合わせて使い分けるといいでしょう。

 

まとめ 持って行くか迷ったときは

今回は私の留学経験から、日本から海外へ持って行ったほうがいい物や準備すべきことについてご紹介しました。

もし持って行くべきかどうか迷った時は、それが現地で手に入れられそうなものか、そうでないかを基準にして決めるといいでしょう。

万全な準備をしておくことで、留学先で充実した生活を送ることができます。

留学生活を快適に過ごすために、万全の体制を整えましょう。

By Emily

東京都在住のライター。働きながら学ぶ大学生。 新しいことを学ぶこと、文章を書くことが好きなので、好きなことを自由に書く場所としてEMILY IN TOKYOを作りました。 ピアノと読書とうさぎが好き。 素敵な場所、美味しいもの、美しいもの、琴線に触れる言葉、素晴らしいアイデアを見つけたら皆さんにシェアします。

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