前回の記事では、仕事を辞めてイギリスへ語学留学を決意した経緯、留学先としてイギリスを選んだ理由について書きました。
今回は、留学をしようと考えている方に向けて、留学へ行くと決めたらまずやるべき準備や手続きについてご紹介します。
留学へ行きたいと思っている方のお役に立てましたら幸いです。
留学へ行くと決めたらまずはこれをやろう
留学へ行くと決めたら、留学先やホームステイ先を手配してくれるエージェントを選ぶことや、パスポートの発行、保険の契約、航空券の手配などやるべきことはたくさんあります。
以下で詳しくご紹介します。
エージェントとのカウンセリング
・渡航先はどこがいいか(イギリスとアメリカで迷っていた)
・エージェントの提携先の語学学校の様子
・ホームステイについて
・現地での生活環境
・現地の物価
・渡航費や留学費などトータルの費用
複数のエージェントに相談したほうがいい理由は、トータルの費用や提携先の学校がエージェントによって大きく異なるからです。
いくつかのエージェントに相談を終えて見積もりを出してもらった結果、最も早く渡航可能で、費用が最も抑えられ、かつ語学学校の雰囲気が良かったエージェントに決めました。
パスポートの発行・更新
海外渡航にはもちろんパスポートが必須なので、まだ持っていない方は発行しましょう。
パスポートは有効期間によって費用が異なり、5年なら11,000円、10年なら16,000円です。
発行には6~8週間かかるので、余裕を持って準備することをおすすめします。
私は結婚前に発行したパスポートを持っていましたが、苗字が旧姓のままだったので、名義変更の手続きを行いました。
旧姓のパスポートを使用することもできるのですが、航空券とパスポートの名前は同じである必要があります。
そのため、名義を新姓へ変更することにしました。
記載事項変更にかかる手数料は6,000円です。
パスポートの変更手続きに必要な戸籍抄本(謄本)は取り寄せるのに1週間ほど、申請受付から交付までの日数は土日祝・年末年始を除いて1週間ほどかかるため、2週間はかかると考えておいたほうがいいでしょう。
海外旅行保険に入っておく
1か月以上の滞在期間なら旅行保険に入っておくことをおすすめします。
海外では思いがけない事故やトラブルに遭うこともあるかもしれません。
海外では医療費が高額で、日本で加入している保険も使えないため、病気やケガをした場合、治療費は全額自己負担になってしまいます。
海外旅行保険は、クレジットカードを渡航先に持っていくと加入できる場合もあります。
クレジットカードの海外旅行保険には、自動付帯と利用付帯の2種類があります。
自動付帯は、カード会員であれば手続き不要で保険が有効になります。
一方、利用付帯は旅行代金をカードで支払うなど条件を満たす必要があります。
以前は年会費無料のカードでも自動付帯の保険がありましたが、現在ではほとんどありません。
保険を有効にするためには「出国前に海外旅行の代金をカードで支払う」といった条件があります。
そこで、私は留学エージェントとの契約のオプションで、1か月1万円弱ほどの保険を付けました。
結果として、保険を付けておいてよかったです。
後ほど詳しく書きたいと思いますが、私は現地で病院へかかる機会があり、医師から
「保険に入っておいてよかったわね。保険に入っていない人は治療費が莫大にかかってしまっていて、とてもかわいそうだった」
と言われました。
万が一のことを考えて、最低限の補償が受けられる保険は契約しておいて損はないでしょう。
航空券の手配 安く買えるちょっとしたコツもご紹介
私の場合、出発したい日と帰国日が決まっていたので、それに合わせて航空券を手配しました。
使ったサイトはGoogle フライト。
Google フライトでは複数の航空会社のチケット情報をまとめて掲載しているため、移動時間や価格を比較しやすく便利です。
往路と復路の日時、行き先などを検索すると、条件に合った航空券が複数掲示されます。
私の渡航先はロンドンだったので、このサイトで東京からロンドンにあるヒースロー空港までの経路を調べました。
直行便よりも乗り継ぎ有りの便のほうが安いため、また、乗り継ぎのアブダビ空港での散策も楽しめると思い、私は乗り継ぎ有りの便を予約しました。
費用を抑えたい方には乗り継ぎ有りの便がおすすめです。
ハイシーズンと言われる年末年始や春休み、夏休みの期間は航空券の需要が高く、チケットが高額になりやすいため、費用を安く抑えたい方や、日本人の留学生が少ない環境で語学を学びたい方はハイシーズンを避けるといいでしょう。
また、航空会社によっては航空券に学割がきくことがあります。
学生の方は、航空会社の学割制度について調べてみると、航空券が安く買えるかもしれません。
まとめ
今回は留学へ行く前に私が実際に行った手続きや準備について書きました。
留学へ行く前の準備は、数週間程時間がかかるものがあり、余裕を持って行う必要があります。
前もって準備し、充実した留学生活に備えましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次は、私が実際に留学先へ日本から持って行った物についてご紹介しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。